この規則は、電子化情報であるか非電子化情報であるかを問わず、当社で取り扱うすべての個人情報を対象とする。
この規則における用語の定義は次のとおりとする。
生存する個人に関する情報であって、次の各号のいずれかに該当するものをいう。
次の各号のいずれかに該当する文字、番号、記号その他の符号のうち、別紙1で定めるものをいう。
本人の人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪により害を被った事実その他本人に対する不当な差別、偏見その他の不利益が生じないようにその取扱いに特に配慮を要するものとして別紙2で定める記述等が含まれる個人情報をいう。
心身の状態に関する情報のうち、個人情報保護法第2条第3項に規定する「要配慮個人情報」に該当するもの(以下「健康情報」という。)およびその他の健康に関するものをいい、健康情報等に該当するものの例として、以下の各号に掲げるものが挙げられる。
特定の個人情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したもの及びこれに含まれる個人情報を一定の規則に従って整理することにより、特定の個人情報を容易に検索することができるように体系的に構成した情報の集合物であって、目次、索引その他検索を容易にするためのものを有するものをいい、利用方法からみて個人の権利利益を害するおそれが少ないものとして次のいずれにも該当するものを除く。
個人情報データベース等を構成する個人情報をいう。
当社が、開示、内容の訂正、追加または削除、利用の停止、消去および第三者への提供の停止を行うことのできる権限を有する個人データであって、次に掲げるもの以外のものをいう。
次の各号に掲げる個人情報の区分に応じて当該各号に定める措置を講じて他の情報と照合しない限り特定の個人を識別することができないように個人情報を加工して得られる個人に関する情報をいう。
仮名加工情報を一定の規則に従って整理することにより特定の仮名加工情報を容易に検索することができるように体系的に構成した情報の集合物であって、目次、索引その他検索を容易にするためのものを有するものをいう
次の各号に掲げる個人情報の区分に応じて当該各号に定める措置を講じて特定の個人を識別することができないように個人情報を加工して得られる個人に関する情報であって、当該個人情報を復元することができないようにしたものをいう。
これに含まれる匿名加工情報を一定の規則に従って整理することにより特定の匿名加工情報を容易に検索することができるように体系的に構成した情報の集合物であって、目次、索引その他検索を容易にするためのものを有するものをいう。
個人情報によって識別される特定の個人をいう
番号法の規定に基づき住民票コードを変換して得られる番号であり、当該住民票コードが記載された住民票に係る者を識別するために指定されるものをいう。
個人番号(個人番号に対応し、当該個人番号に代わって用いられる番号、記号その他の符号であって、住民票コード以外のものを含む。)をその内容に含む個人情報をいう。
番号法に基づく個人番号利用事務に関して行われる他人の個人番号を必要な限度で利用して行う事務をいう。
この規則は、当社のすべての取締役、監査役、執行役員(以下「役員」という。)および全ての従業員(以下、役員、従業員をあわせて「従業員等」という。)に対して適用する。
第1項および第3項の規定は、次に掲げる場合については適用しない
当社は、次に掲げる場合を除くほか、あらかじめ本人の同意を得ないで、要配慮個人情報を取得しない。
当社は、次に掲げる利用目的に基づき個人情報を収集・取得する場合を除き、速やかに、その利用目的を本人に通知し、または公表する。
番号法に基づく個人番号関係事務
第1項および第2項の規定は、次に掲げる場合については適用しない。
当社は、利用目的の達成に必要な範囲内において、個人データを正確かつ最新の内容に保つとともに、利用する必要がなくなったときは、当該個人データを遅滞なく消去するよう務める。
当社は、個人データの紛失、破壊、改ざん並びに漏洩等を防止するために、必要かつ適切な安全管理措置を講じる。
当社は、従業員等が個人データを取り扱うにあたり、当該個人データの安全管理が適正に行われるように、当該従業員等に対し教育・監督を行う。
当社は、個人データの取扱いの全部または一部を委託する場合は、当該個人データの安全管理が図られるよう、受託した者に対し必要かつ適切な監督を行う。
当社は、次に掲げる場合を除き、あらかじめ本人の同意を得ないで、保有する個人データを第三者に提供しない。特定個人情報については本条の規定を適用しない。
第1項にかかわらず、個人情報保護法第27条第2項の定めに基づき、当社は動物用医薬品等の適正な流通を主たる目的とし、薬機関連法規に基づく情報の収集・提供、または取り扱う製品に関する情報提供のため、保有する個人データを次に記載する第三者に対して提供する場合がある。ただし、保有する個人データのうち、要配慮個人情報または第8条第1項の規定に違反して取得されたもの他の個人情報取扱事業者から個人情報保護法第27条2項の規定により提供されたもの(その全部又は一部を複製し、又は加工したものを含む。)を除くものとする。以下この項において同じ。
次に掲げる場合において、当該個人データの提供を受ける者は、第1項から第6項の規定の適用については、第三者に該当しないものとする。
当社は、個人データを第三者に提供したときは、第三者提供に係る記録を作成する。ただし、当該個人データの提供が第15条第1項各号に該当する場合又は同条7項各号のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
当社は、第三者から個人データの提供を受けるに際しては、個人情報保護委員会規則で定めるところにより、次に掲げる事項を確認する。ただし、当該個人データの提供が第18条第1項各号に該当する場合又は同条7項各号のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
当社は、第三者が個人関連情報(個人関連情報データベース等を構成するものに限る。 以下同じ。)を個人データとして取得することが想定されるときは、第15条第1項各号に掲げる場合を除くほか、次に掲げる事項について、あらかじめ個人情報保護委員会規則で定めるところにより確認することをしないで、当該個人関連情報を当該第三者に提供しないものとする。
第1項および前項の規定は、次に掲げる場合については適用しない。
当社は、仮名加工情報である個人データ及び削除情報等を利用する必要がなくなったときは、当該個人データ及び削除情報等を遅滞なく消去するよう努めるものとする。
当社は、法令に基づく場合を除くほか、仮名加工情報を第三者に提供しない。
当社は、仮名加工情報を取り扱うに当たっては、当該仮名加工情報の作成に用いられた個人情報に係る本人を識別するために、当該仮名加工情報を他の情報と照合しないものとする。
当社は、仮名加工情報を取り扱うに当たっては、電話をかけ、郵便若しくは一般信書便事業者若しくは特定信書便事業者による信書便により送付し、電報を送達し、ファクシミリ装置若しくは電磁的方法(電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法であって個人情報保護委員会規則で定めるものをいう。)を用いて送信し、又は住居を訪問するために、当該仮名加工情報に含まれる連絡先その他の情報を利用しないものとする。
仮名加工情報、仮名加工情報である個人データ及び仮名加工情報である保有個人データについては、個人情報保護法第17条第2項、同法第26条及び本規則第31条から第36条までの規定は、適用しない。
当社は、匿名加工情報(匿名加工情報データベース等を構成するものに限る。以下同じ。)を作成するときは、特定の個人を識別すること及びその作成に用いる個人情報を復元することができないようにするために必要なものとして個人情報保護委員会規則で定める基準に従い、当該個人情報を加工する。
当社は、匿名加工情報を作成した後、遅滞なく、当社のホームページにおいて、当該匿名加工情報に含まれる「個人に関する情報の項目」を別に定める「匿名加工情報保護指針」において公表する。
当社は、匿名加工情報を第三者に提供するときは、当社のホームページにおいて、あらかじめ、第三者に提供される匿名加工情報に含まれる「個人に関する情報の項目」及びその「提供の方法」について別に定める「匿名加工情報保護指針」において公表するとともに、当該第三者に対して、電子メールを送信する方法又は書面を交付する方法その他の適切な方法により、当該提供に係る情報が匿名加工情報である旨を明示する。
当社は、匿名加工情報を取り扱うに当たっては、当該匿名加工情報の作成に用いられた個人情報に係る本人を識別するために、当該個人情報から削除された記述等若しくは個人識別符号若しくは匿名加工情報の作成において行われた加工の方法に関する情報を取得し、又は当該匿名加工情報を他の情報と照合しない。
当社は、保有個人データに関し、次に掲げる事項を本人の知り得る状態に置く。
当社は、本人から、当該本人が識別される保有個人データの利用目的の開示を求められたときは、本人に対し、遅滞なくこれを通知する。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
当社は、本人から、当該本人が識別される保有個人データ(第三者提供記録を含む。本項と次項で以下同じ。)の開示(当該本人が識別される保有個人データが存在しないときにその旨を知らせることを含む。以下同じ。)を求められたときは、本人に対し、電磁的記録の提供による方法、書面の交付による方法その他当社の定める方法により、遅滞なく、当該保有個人データを開示することとする。ただし、開示することにより次の各号のいずれかに該当する場合は、その全部または一部を開示しないことができる。
当社は、本人から以下の各号の理由により当社が保有する個人データの利用停止等または第三者への提供の停止請求を受けた場合であって、その請求に理由があることが判明したときは、本人の権利・利益の侵害を防止するために必要な限度で、遅滞なく、当該保有個人データの利用停止等又は第三者への提供の停止を行うものとする。ただし、当該保有個人データの利用停止等又は第三者への提供の停止に多額の費用を要する場合その他の利用停止等又は第三者への提供の停止を行うことが困難な場合であって、本人の権利・利益を保護するため必要なこれに代わるべき措置をとるときは、この限りでない。
当社は、第15条第4項、第31条第2項、第32条第1項、第33条第1項または第34条第1項から第4項までの規定による求め(以下「開示の求め等」という。)につき、その申出先として個人情報取扱い窓口を設けるものとし、次に掲げる開示等の求めを受けつける方法については別に定める。
当社は、第31条第2項の規定による利用目的の通知または第32条第1項の規定による開示を求められたときは、当該措置の実施に関し、手数料を徴収することができる。
当社が保有する個人情報の管理を統轄するため、個人情報保護管理者を置く。なお、個人情報保護管理者は取締役の役職についている者とする。
個人情報保護管理者は、個人情報の保護に関し、内部規程の整備、安全対策および従業員等に対する教育・訓練を推進し、かつ、周知徹底させることを任務とする。
個人情報保護管理者は、従業員に対し、個人情報にかかる個人の権利保護の重要性を理解させ、かつ、個人情報保護の実施を図るため、教育計画を策定し、継続的かつ定期的に教育・訓練を行うように努める。